高校受験社会・地理(3)日本の西南部 その2

■中国・四国地方の地理: 中国山地(その周辺で過疎化が進む)/四国山地高知平野鳥取平野鳥取砂丘が広がる)/広島市=中国・四国地方の地方中枢都市/瀬戸大橋(岡山県香川県を結ぶ)/明石海峡大橋大鳴門橋兵庫県徳島県を結ぶ)。
■中国・四国地方の気候: 日本海沿岸(山陰地方)=冬に吹く北西季節風の影響を受けて冬に降雪が多い/太平洋沿岸=夏に吹く南東季節風の影響を受けて夏に降雨が多い/瀬戸内海沿岸=中国山地を越えるときに日本海側に雪を降らせる冬の北西季節風四国山地を越えるときに太平洋側に雨を降らせる夏の南東季節風はともに乾燥した風となって瀬戸内海に吹き込むため年中通して乾燥。
■中国・四国地方の農・水産業: 高知平野=温暖な気候を利用したなすなど野菜の促成栽培を行い大消費地に送る輸送園芸農業が発達/愛媛県=みかん栽培/鳥取砂丘砂丘農業により日本なしなどを栽培/瀬戸内海=リアス式海岸(波が穏やか)が発達しているため養殖漁業(魚介類を大きくなるまで育てる)や栽培漁業(魚介類の卵をふ化させその稚魚などを放流し成長後に漁獲する)がさかん。広島県のかき栽培など。
■中国・四国地方の工業: 瀬戸内工業地域岡山県倉敷・水島地区などで石油化学工業が発達/広島市=自動車工業都市山口県=セメント工業が発達。