『グエムル:漢江の怪物』

■観た映画。21本目。『グエムル:漢江の怪物』。廃棄物汚染で誕生した怪物に娘をさらわれた家族が、米軍や政府に追われながら、娘を救出するために奔走する物語。少女の居場所につながる手がかりをリレーしながら、物語を回転させていく家族成員たち。あちこちに仕掛けられたメッセージが非常に面白い。あちこちのブログでこの作品に対する批評や感想を読んでみたが、評価が完全に二分している感じである。リテラシーの有無が露骨にわかってしまう。それはそうと、ペ・ドゥナが終始ジャージ姿であることにはいかなる意図が込められているのか。