『世界を信じるためのメソッド』

■読了文献。31冊目。森達也『世界を信じるためのメソッド:ぼくらの時代のメディア・リテラシー』。引き続き、「よりみちパン!セ」シリーズより。メディア・リテラシー入門。とはいえ、とりたてて真新しい議論はなし。これまでの著者の主張を「子ども」向けに平易に書き直してみました、という感じの文献。居場所の厨房女子の人たちにおすすめしよう。この程度の内容は彼女らであれば既知の部類なのだろうけど、問題を体系的に把握するという点ではまあ便利な本であろうから。覚悟すべし。