『笑う大天使』

■観た映画。33本目。『笑う大天使』。フォーラムにて。上野樹里関めぐみ目当てで観に行ったのだが、激しく駄作でございました。原作知ってる人向けみたいなあれこれがいっぱい仕掛けてあるっぽかったのだが、自分は原作未読なので笑えないし楽しめなかった。最近、「原作を忠実に」っていう売り文句をよく見かけるが、原作を忠実に味わいたければ原作を読めばいいだけの話で、それをわざわざ実写映画にする(しかもそこに上野樹里関めぐみをもってくる)理由は何? 原作に触発されて、原作とは別に改めて表現したい何かがあるから映画にするわけで。そういうのが何なのか、原作未読の人にも伝えられるくらいはちゃんと考えてもらわないとなあ。そういう意味で駄作。