『チルドレンな日本』

チルドレンな日本

チルドレンな日本

■読んだ本。65冊目。『チルドレンな日本』。佐高信香山リカの対談本。三本目の対談が、東北公益文科大学での先の公開対談「テレビの夢と罠」の記録。さまざまな対象をとり上げては論評していくのだが、大抵はその根拠を示さないので、「印象批評」あるいは「個人的趣味」の域をでない。左翼言語共同体の内側にいない人にとっては、何でこの2人がそこで「(笑)」とかいって和めるのか、まるで意味不明なのではないかと小一時間。褒めることが可能な箇所を探すのが難しい。しかしがんがる。