待たなくていいよ 知らなくていいよ

ハナミズキ

ハナミズキ

■午前中、予備校(高等予備科)講義が2コマ。今学期最後の通常授業。来週より冬期講習である。その後、居場所に立ち寄り、昼食のカレーうどんをいただく【参照】。食事の合間、昨日から視界の隅にちらつき始めている「火種」をやや強引に鎮火。ある人の言葉に「おまえはしょせん取替可能な感情奴隷、つべこべいわんで言われた通りに感情労働してろ」的なニュアンスを感知。こういうのに感情を揺さぶられるのも何だかアホらしいので、瞬間冷凍ののち、脳内の底のほうにあるという「忘却の穴」に叩きこむ。その後、酒田へ。途中の月山道が猛吹雪で、路面が圧雪状態ですた。橋の上でハンドルをとられコントロールがきかなくなった数秒間は、本当に死ぬかと思いますた。対向車線に車があったらまず間違いなく正面衝突で、もしかしたら橋の欄干からダイビングで、そうなればもちろん翌日の朝刊はトップだったかと。
■ゼミ終了後、寄り道せずに帰宅。のつもりが、東根市内に入った途端、抗いがたい「引力」に捉えられ、そのまま13号線を天童市内の某所へ向かって南下。不可思議な「引力」に導かれてたどり着いた先は、昨日新規開店した八文字屋天童店。噂どおりの広い店内。心臓ばくばくさせながら、過呼吸気味に店内を回る。が、あちこち見て回るにつれ、期待と興奮は明らかに失望と落胆に変わる。確かに店内は広いんでありますが、専門書の棚がとにかくもう貧相極まりない。山形大学生協の書籍部どころか、七日町の八文字屋本店にすら遠く及ばない品揃え。同市内の宮脇書店山形市内のこまつ書店と大差ない。ということで、とりあえず過剰散財の危機は去ったようだ。帰宅してTVを眺めていたら、一青窈が歌っていた。思わず、見とれてしまった。