信じた音を奏でよう

南瓜とマヨネーズ (フィールコミックスGOLD)

南瓜とマヨネーズ (フィールコミックスGOLD)

イエスタデイをうたって vol.4 (4)

イエスタデイをうたって vol.4 (4)

■鳴らない電話にいちいちへこんでいる自分。そんな自分にいちいち再帰的にへこみつつ、脳内の部屋の片隅で体育座りで1人反省会な日々を繰り返して現在に至るわけだが、今日は二つだけ、あることを決意する。いずれも来週中には決行するつもり。既に自分の中では結論が出てしまっていることなのだから、相手がどうのとかうだうだ考えていても仕方がない。求める結果を現実的に達成すべく、具体的にどう動いていくか。大事なのはその方途を考えていくことだ。
■煮詰まるとついつい手にとってしまうのが上記の人たちの作品群。最近はとくにこの2作品がお気に入りだ。『南瓜とマヨネーズ』は、関係の中でわたしたちがついつい陥りがちな醜さを丁寧に物語化しているうえに、作中設定の一部が自分の現状ともかぶっているので己の感情にフォーカスして読んでしまえる点、『イエスタディをうたって』の4巻はしばらくうだうだと現状維持を重ねてきた人びとが連鎖的に新たな一歩を踏み出していく物語なので、ついついそこに希望を読んでしまうという点で、今の自分には激しくツボなんである。