どこにも帰らない

Me And My Monkey On the Moon

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NEXUS-2060

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静かな暴走 独立行政法人

静かな暴走 独立行政法人

■酒田へ。片道2時間の車中では、久しぶりのcapsule小島麻由美がヘビー・ローテーション。明後日の「居場所合同研修会」の初日ワークショップをどうするか、あれこれ考えながら目的の地まで。とりあえず、「「聴く/語る」ワークショップ」を却下して、「「あなたの売りは何ですか?」ワークショップ」というのはどうかと。参加者各自の「売り」を言語化して、要素に分解して、紙片に書き出し、片っ端から列挙していく。所属を解除した上でランダムに班を作り、その班ごとに先の「売り」に基づいて架空の事業を即興で組み立ててもらい、事業プレゼンのプレイをしてみる、なんて感じで。「売り」の言語化の作業を、仲間に引き出してもらう形にするか、自分自身と向き合う形にするか、そこは多少の検討が必要なのでまた明日相方と協議する。とりあえず、冒頭の「遊び」としてはそこそこ面白いんじゃないかと。
■読了本:北沢栄『静かな暴走 独立行政法人』。入院先の専任教授。行政改革の切り札だったはずが「第二の特殊法人」と化しつつある独立行政法人。その実態に関する詳細なレポート。非常に面白い。他の著書も読んでみよう。と思ったが、その前に文献中で何度か出てきた「1940年体制」なるものについてお勉強が必要。野口悠紀雄の例の本に、まずは取り組むことにする。