しらけムードの僕等は

自己への物語論的接近―家族療法から社会学へ

自己への物語論的接近―家族療法から社会学へ

■何となく帰るのがいやだったので、行きつけの喫茶店でぼーっと過ごす。店員のおねーさんに自己アピールしようと必死でトークする若者たちの姿を横目にみながら、浅野智彦『自己への物語論的接近』を読了。「第三章 家族療法とその物語論的展開」が便利。次回の日曜ゼミのネタ本として使おう。
■学生時代の親友Aより久しぶりに連絡あり。それぞれの、そして共通の友人たちの近況などを話題に盛り上がる。あれから10年。遠く離れてしまった私たちではあるけれど、接触機会さえあれば、こんなにも容易に当時のモードに戻ることができるじゃないか。そんなことを再発見できて、何だかすごく嬉しくなった。かけがえのないものが、ここにもあった。