第0回 覚書

■いったい何がやりたいのだキミたちは?というのが本日の緊急集会における論題。とりあえずのわたし個人の回答は、次のような感じ。生産性のあること。あまり他の人たちがやっていないこと。ぷらほとかぶらないこと。古書店。書物や知に関わること。インタビュー調査(あるいはその代行)。ライフヒストリーの聞き取り屋さん。NPO・企業・市民活動などの調査。非学生(社会人)が本格的に学べる場づくり。文献を読んだり調査をしたり、社会について考えることが収入につながる仕事。日曜ゼミ。読書会。読書ガイド系のフリペ・ブログ・ミニコミ。レポート代行。レポートの書きかた講座。受験生向けの教材開発・販売。その書籍化・ブログ化。オルタナティヴに関する情報誌。私塾あるいは家庭教師サービス。社会問題系のフリペ・ミニコミ・ブログの編集・出版。青空大学。集中講義のみのあちこち大学。メディア・リテラシー教育に関わるNPO。蛸足生活を前提としてやれること。
■協議の結果、①山形、②市民、③オルタナティヴ、④メディアをテーマとした社会問題系のミニコミを創刊するということで一致。タイトルは『山形問題』。中核スタッフは、本日集結したたきぐち、よしかわ、きくちの3名で、この3名を「山形問題」編集部とする。A5サイズ、頁数は未定。既存の行政/民間メディアにはないフットワークの軽さとしがらみのなさを武器に、とにかくあちこち歩き回りながら聞き取りの取材とそれに関する構造分析を行い、あるいはそれができる人材を各地で確保・育成しつつ、山形県内各地におけるオルタナティヴな価値の萌芽を記録(することで促進)し、それらに関する情報センターの役割を果たす。メディアづくりを通じて、そうした情報の集積地であるとともに発信地でもあることで、オルタナティヴな価値を共有する市民の草の根的なネットワークを構築する。このネットワーク(人脈と情報)が、いずれ社会教育部門へと事業展開していくための貴重な資源となるであろう。
■参照:よしかわさんち【こちら】/きくちさんち【こちら