いつかきたみち3

史料発掘。奥地さん(東京シューレ)系列ではなく、西野さん(たまりば)系列の思想が――「不登校親の会山形県ネットワーク」や『ホントのこと通信』を経由して――自分の言説編成の底流としてあるのかもしれないなと、改めて思う。「フリースクール」ではなく「フリースペース」を選択したあたりも、思い返してみればそうなんであった。

2001-08-31 不登校親の会山形県ネットワーク 夏のつどい」に参加して
2001-09-01 フリースペースSORAってどんなところ?
2001-10-01 ぼくらがSORAを創る理由
2001-10-31 第51次村山地区教育研究集会に参加して
2002-01-05 「癒し」としてのフリースペース
2002-02-28 フリースクールスタッフ養成研修講座「フリースクールの創り方」参加報告
2002-06-30 フリースペース運営と発言権/決定権について
2002-07-31 フリースペースと“速さ/遅さ”について
2002-08-31 「指導=教育機関」としてのフリースペース?
2002-09-01 居場所づくりの現場から 〜フリースペースの活動から見えること〜
2002-09-30 フリースペースにおける動機の調達について
2002-10-25 ぼくはいったいなぜ、フリースペース活動に関わっているのか?
2002-10-31 フリースペースは「こころの専門機関」であるか?
2002-11-30 「わかりやすさ」ということの陥穽。
2002-12-31 フリースペースと「学力低下」?
2003-01-31 「子どもたちの居場所づくり」という名の居場所。
2003-03-31 SORAを離れるにあたって

会津NPO法人・方丈舎さんより、4月に開催された「『子どもの居場所』合同研修会」のときのワークショップの模様を録画したDVDが届く。感謝。各居場所のスタッフに、スタッフミーティングを実演してもらい、それをネタに相互に論評しあうワークショップを実施したのだが、これが非常に面白かったのだ。映像で見て、改めてその点を再確認した次第。それぞれの居場所が日常的に行っているミーティングでの、スタッフ相互のコミュニケーションのありようを分析すれば、それぞれの団体が抱えているスタッフ間のコミュニケーション上の課題が浮き彫りになるだろうと考えての企画。主要な研修課題であった「スタッフの過剰消耗」問題に対する、わたしなりの対策案である。ところでこの会議分析、方法としてきちんと理論化すれば、他にも(NPO全般に)応用可能ではないかしら。つーか、この「合同研修会」そのものをまずはきちんと言語化しなきゃなあ。