課題図書

大学予備科の前期授業は、今日が最終日。わたしの担当する「センター試験倫理」は夏期講習を開講しないので、来学期までの約一ヶ月間、課題を課すことにした。お題は、例のごとく「読書レポート」なのだが、大学予備科には初の試み。高等予備科では「テーマは自由」としたが、こちらでは課題図書を三冊設定し、それぞれについてレポートしてもらうことにした。課題図書は以下の通り。

寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))

寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))

教養としての大学受験国語 (ちくま新書)

教養としての大学受験国語 (ちくま新書)

今日で「宗教改革」講義が終了し、9月からはいよいよ「ヨーロッパ近代思想」に入っていくわけで、そのための前提形成をしてもらうためのもの。
ちなみに、後期の予習編としては
はじめてのデモクラシー講義

はじめてのデモクラシー講義

前期の復習編としては
世界がわかる宗教社会学入門

世界がわかる宗教社会学入門

といったあたりも個人的に激しくおススメだったのだが、今回はお手軽な新書・文庫にまとめておいた次第。