「恋愛小説」とは何か?


5月の連休終了以来、よどんだ場所で溺れかけの日々をおくっていたのだが、今日は、なぜか急に、そうした停滞空間から抜け出せたような感覚が到来。おめでとう。ありがとう。予備校の講義終了後、生徒くん(16歳・♂)より質問が。「何かおススメの恋愛小説はありませんか」とのこと。やや恥ずかしそうにたずねてきた彼が期待する「恋愛小説」とは何であるか。もしかして「純愛」とか「大塚愛」とかそういう系? 汚れ過剰の自分では「恋愛小説」なんていったところで、思い浮かぶのは岡崎京子とか南Q太とか魚喃キリコとかそんなんばっかり。

恋とはどういうものかしら? (Mag comics)

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ゆらゆら (Feelコミックス)

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南瓜とマヨネーズ (フィールコミックスGOLD)

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うーん。いたいけな少年の精神にトラウマを残しそうな作品ばっかしだな。つーかそもそも「小説」ですらないし。聞く相手を間違えてますが何か。でも、「返事は明日」とか言っちゃったので、何かソレっぽいものを紹介しなくてはならないんである。うーん。