■3/22(月):NPOの相方の人に誘われての飲み会@すずらん街。想定外のおそるべきつながりが発覚。あと、フォーラム山形のNさんにまだ愛想をつかされたわけではなかったらしいことも発覚。リベンジの機会を与えていただく。感謝。
■3/23(火):列車通勤。南出羽駅にてNPO相方と合流、ミーティングを経て、FM山形へ収録に向かう。道中、落雷。自分の配慮のなさに深く反省しつつも、何が問題だったのかを自分なりに分析。コミュニティのウチ/ソトに関する線引きを誤ったこと、つまりは観察力不足が原因ではないか。その後、相方の人に山形駅まで送っていただき、新幹線で郡山へ。目的は、委託の先輩であるRくんにそちら方面のうまいアイディアをもらいにいくこと。お散歩モードで、郡山駅から繁華街を抜けて市役所わきの彼の事務所へ。仕事がひと段落するところまで待ち、Rくんとその同僚Iくんと三人で遅めの夕食。委託事業と本体事業の兼ね合いとか委託スタッフから見たNPOの姿とかのぶっちゃけ話。その後、いつの間にアパートを引き払ったというRくんのご実家へお邪魔して、宿泊させていただく。
■3/24(水):午前、布団に寝転んだまま「地域」というテーマをめぐってRくんとブレーンストーミング。午後、Rくんのお母さんより朝食のおもてなしを受けた後、近くの温泉へ。引き続き、まったりとブレーンストーミングの続き。NPOスタッフの学びについてのさまざまなアイディアをいただく。ラーメン屋を経て、再び彼の職場へ。やり残した仕事とやらに没入し始めるRくん。そろそろ時間だなと思い、帰路につく。
■3/25(木):ハローワークに求人申込に。夕方、山形市市民活動支援センターでワークショップ「KJ法のつかいかた:第4回」の予定だったが、諸事情により急遽中止に。
■3/26(金):某派遣会社事務局にて「中学生講座」の打ち合わせ。社会担当の4人の初顔合わせ。退社した外部の人間があまりでしゃばるのもなあと思い、控えめに流れを観察しようとか考えていたのだが、それをやるととんでもない方向へ流れていってしまいそうだったので、途中から積極的に介入、やりやすいフレームを提案してそれに合意をいただいた。今回は、冒頭の入試問題解説と歴史分野、最後のまとめを担当することに。その後、居場所へ。年度末交流会。誰も正面から「そのこと」に触れぬまま、それぞれの出かたを探り合うような数時間。そして、スタッフ2人からの現状報告。それを受けてのメンバーそれぞれからの感想が語られる。今はまだうまく言語化できないが、何らかのブレイクスルーが確実にこのとき訪れたように思う。
■3/27(土):午前、キャラ化ビジネスプロジェクトの3人でふりかえり。午後、入稿していた2冊(『社会のつくりかた!!』『やまがたの若者たちの地域づくり』)の納品。
■3/28(日):居場所合同交流会@山形市。2年ぶりに3団体がそろう。「ぷらほ」からは3人で参加。はじめに、団体ごとにこの2年間をふりかえってもらい、KJ法で取り組んだ事業を片っ端からポストイットに書き出し、模造紙に貼っていってもらう。その中から3つの成功事例を選択、各団体3チームにわかれ、それぞれの取り組みについてプレゼンをしてもらう。その準備を夕食までに行う。夕食後、各団体から1つずつ、事業事例を報告してもらい、それに関する質疑応答を行った。第一クールは、「居場所事業」(方丈舎)、「相談事業」(ビーンズ)、「自主上映」(ぷらほ)。その後、場所を移して交流会。珍しく穏やかに進行。委託の先輩に興味深い知恵をたくさんいただく。感謝。
■3/29(月):居場所合同交流会@山形市。2日目。前日のプレゼンの続き。第二クールは「環境教育事業」(方丈舎)、「フリースクール事業」(ビーンズ)、「NPOゼミ」(ぷらほ)。第三クールは「梨プロジェクト」(方丈舎)、「サポステ事業」(ビーンズ)、「キャラ化ビジネスプロジェクト」(ぷらほ)。仕切り直しの第1回目だったが、そこそこ好評のうちに終了。ファミレスで落ち合い、3人で簡単なふりかえり。その後、委託事業の新規雇用者面接のため、居場所へ。突然、珍しい人からの着信。予想だにしなかった親しい人の訃報。すぐさま先生に確認し、それが間違いない事実だと知る。どうして。いったいどうして。とてもそれどころではない精神状態だったが、キャンセルするわけにもいかず、3人の面接を実施。
■3/30(火):午前、1名の面接。その後、山形県庁へ事業報告書の提出や成果物の納品などに赴く。その後、居場所スタッフ・ミーティング。面接を受けての協議ならびに毎年恒例の年度末ふりかえり。夕方、不採用の方がたと採用の方に連絡。仕方のないこととはいえ心が痛む。その後、民研所員会議およびその懇親会。引き続き、次期も委員をやる方向っぽい。
■3/31(水):午後、居場所スタッフ・ミーティング。次年度の目標に関する共有のワーク。夜、山形大学へ。山形大学の学生さんたちに対するNPOゼミの成果『社会のつくりかた!!』のお披露目会。
■4/1(木):午後、若者UJIターン推進事業の打ち合わせ。夕方、キャラ化ビジネスプロジェクトのミーティング。その後、ぷらほメンバーたちに対するNPOゼミの成果『社会のつくりかた!!』のお披露目会。
■4/2(金):大学院@鶴岡市へ。諸々の事務手続の後、Wゼミ2期生の3人と落ち合い、Mくんの追悼集に関する打ち合わせ。現時点で言語化できる精一杯の言葉を届ける。こんなにも早くに欠落を抱えてしまうことになった彼(女)らや先生のことを思うとなかなか言葉が出てこないのだけれども。結局のところ観察者として彼(女)らの関係性に入り込んだ自分には、ただ観察することしかできないわけで。しかしながら、開き直ってじっと観察していると、今までに見えなかったことも見えてくる。彼(女)らがいま行っているのはおそらく「喪」の作業だが、少なからず彼(女)らの物語に闖入してしまった者の責任としてその過程に可能な限り付き添い、なるべく丁寧に言語化していきたいと思う。Mくんと彼(女)らに対して自分が返せるものは何だろうといろいろ考えた、それがひとまずの答え。
■4/3(土):大学院研究室にて、「中学生講座」原稿執筆。
■4/4(日):何もなし。
■4/5(月):さくらんぼ東根駅で待ち合わせして、新入スタッフのOさんとともに公益大@酒田市へ。事務局のUさん、社会学のW先生に、前年度のNPOゼミの成果品『社会のつくりかた!!』をお届けに。そのついでに、今年度の若者UJIターン推進事業のご説明もさせていただく。その後、NPOゼミ酒田メンバーの4人に『社会のつくりかた!!』を手渡し、この日のミッションを終了。
■4/6(火):午前、朝日町の廃校見学ツアー。「楽ism」のTさん企画にぷらほスタッフ3人で参加。2年前に閉校したばかりという和合小学校をはじめ、複数の廃校を見て回り、街中の蕎麦屋で昼食をとって解散。「企画の速度が少し速すぎるのでは」との疑義を呈す。いっしょにやる以上は相応に口も出しますよ、という意思表示として。その後、ぷらほスタッフミーティング。終了後、芸工大のK先生の研究室へ。合同ゼミの初顔合わせ兼打ち合わせ。双方の前提を提示し合い、それらを共有した後に、共通の問題意識の在処を探し当て、それに該当する輪読文献を決定するという作業。感動的なことに、作業は最終的に「エスノメソドロジー文献を読もう!」というところに落ち着いたのでありました。テキストは、好井裕明『批判的エスノメソドロジーの語り』に決定。感謝。しかし残念なことに、最初のレジュメ担当を拝命してしまいました。その後、某派遣会社事務局にて深夜の収録作業。
■4/7(水):地元、東根市内の眼科にて視力検査の後、近所のメガネ屋へ。いつも対応してくれるのと違う店員のおねえさんと何だかよくわからない流れで話し込んでしまい、結構な時間に。仕上がりは1週間後とのこと。
■4/8(木):午前、フォーラム山形へ。『ハートロッカー』観賞。その後、届け物のため山形新聞社を経て、居場所へ。キャラ化ビジネスプロジェクトのミーティング。終了後、山形大学のY先生の研究室へ。次年度の諸企画の打ち合わせ。
■4/9(金):予備校「高校受験社会」講義。今年度は9名からのスタート。いっそのこと机を円形に配置して進めてしまいたいのだが、提案する勇気が出せず断念。ノリは割とよい感じ。1年後の仕上がりが楽しみ。午後、Oさんと落ち合い、置賜方面へ。えくぼプラザ@南陽市赤湯を経て、川西町フレンドリープラザへ。「ほんきこ。」編集長Kさん、長井市役所職員Kくんと4人で会食。『ヤマガタ発』『やまがたの若者たちの地域づくり』のお披露目と、若者UJIターン推進事業の概要説明ならびに協力依頼。仕事の話がひと通り終わったあとは、そのまま「ほんきこ。」の現在をめぐるまったりとしたトーク。読書会@村山版の開催へと激しく動機づけられる。
■4/10(土):某仕分け対象財団より助成内定の通知が届く。修士論文の危機。その後、「大学院生の声」みたいな趣旨のインタビュー取材を受ける。大学のパンフレットに掲載されるそうな。夕方、Oさんと共に河北町へ。「楽ism」のTさんの職場を訪問。若者UJIターン推進事業の概要説明ならびに協力依頼。仕事の話がひと通り終わったあとは、そのまま廃校企画についての対話。こちらが感じた違和感やら何やらをひと通り言語化する。さらには「楽ism」の現在について。「苦ism」という新しい柱をたててはどうか、とのOさんの提案がにわかに現実味を帯び始める。
■4/11(日):お昼、キャラ化ビジネスプロジェクトの2人、Wゼミ2期生の3人とで追悼集イラストの打ち合わせ@ぷらほ。2期生女子3人は今回が初ぷらほ。いろいろとお気遣いいただきありがとうございました。
■4/12(月):予備校「高校受験社会」講義。その後、居場所へ。若者UJIターン推進事業に関する打ち合わせのため、県の担当者がぷらほを訪れる。こちらで作成した企画案を提示、幾つかの指摘を受けるものの、大枠は合格とのこと。ほっとする。その後、3人ミーティング、2人ミーティングを行い、終了したのは22時。最後の最後、車の鍵を事務所に置き忘れ相方の人にまた戻ってもらうなどの失態をおかす。ごめんなさい。
■4/13(火):予備校「高校受験社会」講義。終了後、届け物のため県庁へ。帰り道に山形大学のY先生の研究室に立ち寄る。助成事業の講師依頼。その関連で、Y先生の研究に対する戦略的な構えに関するお話をいただく。「事業としての研究」という視点に気づかされる。先生から学ばなければならないことはまだまだたくさんある、と改めて思う。その後、大学院@鶴岡市へ。「事例研究法」「公益社会デザイン論」初回講義。前者は受講生2人、後者は受講生4人。後者の1人にぷらほ主催の『ひめゆり』を観に来てくれていたというドキュメンタリー好きの女子がいたので、映画祭ライブラリー収蔵作品の紹介冊子『現代日本・若者たちの肖像』を差し上げる。そのまま、宿泊施設@鶴岡市に宿泊。
■4/14(水):大学院研究室にて、「中学生講座」原稿執筆。終了後、強風・降雪の中を月山越え。居場所を経て、夕方、先日知り合ったTさんの主催する、企業人向けのワークショップに参加。おもしろ商品を企画しプレゼンするワーク。アイスブレイクやブレーンストーミングなどにもうちょっと工夫の余地を感じたが、非常に面白いフレームではあった。いずれどこかで使わせてもらおうと思う。帰宅して、山形大学のY先生に提出しなければならない連続講座の企画書を作成。
■4/15(木):メガネ屋にメガネを受け取りに。その後、居場所にて、キャラ化ビジネスプロジェクトのミーティング。終了後、予備校「センター地理」講義。今年度は4名からのスタート。いろいろとやりとりしてみるに、系統地理からではなく、地域地理(地誌)からスタートしたほうがよさそうな感じだったので、そうしませんかと提案。了承をいただく。ということで、今年度の講義は、地域地理(地誌)から。さてどうなることやら。その後、芸工大へ。市民活動支援センタースタッフのSさんと待ち合わせ。廃校企画に関する勧誘行為を遂行。終了後、今度はK先生の研究室へ。「ぷらほ合宿」の初日に企画し、その講師依頼をしている「だがしや楽校ワークショップ」の打ち合わせ。K先生と院生2人とで、さまざまな脱線を交えつつ。当日が楽しみであります。
■4/16(金):予備校「高校受験社会」講義。終了後、若者UJIターン推進事業の関連で県の担当課へ。ついでに、記者クラブに『社会のつくりかた!!』についての投げ込み。その後、公益大@酒田市へ。W先生の学部4年ゼミ。内容は、見田宗介『まなざしの地獄』輪読。「このテクストは非常に身につまされる、学部生のみなさんはどうか」とコメントしたら、若い人たちからはそれぞれに面白い言葉が返ってきた。ユニークな人を1人発見。改めてじっくり話してみたい。その後、W先生との個別指導の時間。5月末までの修士論文題目届出のために、まずは研究計画の概要を5月連休明けまでに準備することに。終了後、酒田駅前のホテルにチェックイン。迎えに来てくれたWゼミ2期生3人と合流し、ファミレスで追悼集の打ち合わせ。大量の資料写真を預かる。5月下旬が締切、とのこと。