いろんな角度から君を見てきた

■22日(木)。居場所スタッフ。利用メンバー3人より聞き取り。この日より、居場所紹介の漫画冊子づくりのための合宿に入る。漫画担当とそのアシスタント女子の計3人(メガネ率100%)と居場所に泊り込みで作業にかかる。あれこれ打ち合わせのあとで、10人分の聞き取りテープをおこしてまとめる作業があるということにリアルに気づく。家庭教師2件。帰宅して、慌ててトランスクリプトの作業に取り掛かる。
■23日(金)。居場所スタッフ。利用メンバー1名より聞き取り。合宿2日目。夕方、某公共放送のニュース番組に出演。原因不明の緊張のあまり、内股・二人羽織・早口・にやにや笑い・メガネあげ等の諸行為が散見される。見る側に奇妙な不安を覚えさせる映像に。しかしいちばんの失態はおそらく音声さん(メガネ女子)と名刺交換しそこねたことだということに、このときの彼はまだ気づいていなかったのである。おみやげをいただき(アナウンサーAさんに感謝)、居場所に帰還。居残って放送を見ていたメンバーにあれこれダメ出しされる。ありがとう。さらにもう1人の聞き取りを終えた後、合宿メガネ女子3名と夕食&銭湯へ。彼女らの間での関係性が微妙に変化しつつあるさまが伺い見えて、それが奇妙に面白い。観察。この日は自分も泊り込みでトランスクリプトの作業に。
■24日(土)。家庭教師1件。居場所スタッフ。合宿3日目。利用メンバー1名より聞き取り。全般的に進行状況がはかばかしくなかったため、急遽、漫画担当女子には居残り作業をお願いする。時おり打ち合わせがてら進捗状況を確認させてもらいつつ、自分の作業を進める。編集者ってこういうことなのか。なるほどナーとか思う。
■25日(日)。午前中、利用メンバー1名より聞き取り。これで聞き取り作業は完遂。あとはトランスクリプトと、それを読める形に原稿化する作業のみ。帰宅。ここ数日の睡眠不足を補うため、仮眠を少し多めに取る。
■26日(日)。午前、某派遣会社事務局にて来年度の「中学生講座」の打ち合わせ。今まで3人で回してきた仕事を8人で回すということになったので、その業務・役割分担を。自分の担当は、5月に2回、夏に6回、冬に6回ということに。とりあえず思惑どおりかナー。午後、予備校高等予備科の次年度講師打ち合わせ会。今年度の生徒の中のみなさんの成績は例年にない仕上がりだったようで、遅ればせながらそれを知って、とても嬉しかったのでした。みなさん本当にお疲れさまでした。楽しい1年間をありがとう。次年度は再び、大学予備科に復帰。しかもなんと「倫理」のみならず「政治・経済」も同時に(生徒さんが集まればの話ですが)。とりあえず準備をしないと。帰宅して、スタッフの声の聞き取り。初の試みとしてチャットでの相互聞き取りを敢行。いろいろと面白い。対面で話すのとも、文章で書くのとも、どちらとも異なる、独特の距離感の話題がでてきて、非常に面白かった。終了後、トランスクリプトの残り部分を仕上げる。
■27日(火)。居場所スタッフ・ミーティング。終了後、第二次合宿入りのため、某メガネ女子3名が「ぷらほ」入り。最後の追い込みに入る。自分は仕事先のある人に招待されてのお食事会へ。5年ほど関わり続けてきた方々だっただけに、これで終わりかと思うと何だかちょっとしんみり。どうもご馳走さまでした。帰宅して、編集作業に入る。作業に入ってようやく、これから先の作業の長さにリアルに気づく。不眠不休でがんがる。あっという間に時間が過ぎてびっくりした。スタンド攻撃かよと。
■28日(水)。約束の時間であるお昼過ぎまで、引き続き、不眠不休で編集作業を続行。利用メンバーの声に関する部分はなんとか終了。しかし、運営スタッフのそれはまだ手つかず。印刷作業の時間を考えたときに、現実的に予定どおりの完成は不可能と判断。締切を1日延ばす方向で決断する。締切まで完成させるために泊り込みの徹夜作業をしてくれた方々、製本作業のために集まってくれた方々にはたいへん申しわけないことをしてしまった。深く反省。とりあえず、運営スタッフの声の部分の編集のみ終了させて、居場所へ。集まってくれていた皆さんに頭を下げつつも、まだ残る膨大な作業に取り組むために奥の間へ。夕方、居場所の年度末交流会のはじまり。3時間ほど楽しんだ後、ごくまれ女子と今後の打ち合わせ。その後、編集班4名は仮眠へ。深夜に起き出して作業を続行。途中、暇をもてあましてやってきた厨房女子を編集作業に巻き込みつつ、朝方になってようやく終了させる。
■29日(木)。交流会は朝9時に解散。その後は、編集班メガネ女子2名(1名リタイア)と相方とで最終調整作業。お昼から印刷作業のお手伝い要員としてHさんが来訪。ここまで来ればもうほとんど終わったようなもんだと油断していたら、ここからが予想以上に長く、最終的に印刷協力者(県教祖地区支部)のところへ行けたのは4時過ぎになっておりました。そこでもいろいろとご厚意をいただいて、時間を延長して印刷機器をお貸ししていただき、7時すぎまで居座る。完成した冊子を、お世話になった教員のIさん、Tさんにお渡しし、居場所に戻る。編集班メガネ女子の2人に完成した冊子『ぷらほ入門2007』を渡す。待ち時間中にごくまれ女子が自分たち宛てに書き残してくれたメッセージあり。号泣する相方。思わずもらい泣きしそうになるが、脳内で数式とか甘い汁の味とかを思い浮かべることで何とか涙をこらえる。新手のスタンド攻撃のようだ。その後、みなさんと近くのラーメン屋へ。「凄まじく濃密な一週間、本当に楽しかったです。みなさんと一緒にこの作品をつくりあげることができて本当に嬉しい。またぜひやりましょう」的なメッセージをみなさんへ。帰宅。すぐ寝ようと思いつつも、興奮冷めやらず、完成した冊子を隅から隅まで読み返す。ミスを幾つか発見。寝る。
■30日(金)。微妙に体調不良。大事をとって、予定されていた仕事の幾つかを延期させていただく。午後、居場所スタッフ・ミーティング。この一週間をめぐる、スタッフ間でのふりかえりと幾つかの共有作業。引き続き、ブレーン・ストーミングへと移行。次年度の居場所運営に関するさまざまなアイディアが生成。まだまだいろいろ出てきそうだ。終了後、家庭教師1件。