もしかしたら これは

■早起き仕事。中学生講座原稿の下準備を少々。その後、居場所にて「ごくまれ」の中の人と合流。仙台へ取材に向かう。訪問先は「わたげ福祉会」。途中、昼食をとるために某食堂へ。「カツ断層丼」を注文。ツッコミどころ満載の店内だったが、テレビもラジオも点いておらず静まりかえった店内ゆえ、笑うに笑えず。二人でひたすら笑いをこらえつつ、黙々と食事。その後、優秀な助手の中の人のナビのおかげで、それほど迷うこともなく目的地へ。四棟ある施設は建ってから二年目だそうで、すてきな建物でした。従来のフリースペースは変わらず川向かいで開設されているとのこと。利用者合計120名以上というお話に、助手の人と二人、目を丸くする。代表のAさんよりあれこれ興味深いお話をいただく。この方の言語化能力は凄まじい、と思う。話していると、オリジナルな語彙――「緩やかな刺激」とか「風をおくる」とか――がとめどなく流れ出て、短い時間なのに濃縮されたお話を聞けた、という実感が残る。驚きなのは、これまでに何度か話を聞く機会があったのだが、その時々で語られた事例が毎回まるで重ならないということ。それだけ豊富な事例を経験されているということなのだろう。終了後、仙台駅前のジュンク堂とブクオフに立ち寄り、それなりに散財。『バックラッシュ!』をようやく入手。雨の仙台を後にし、笹谷峠を抜けたところ、山形では雨は降っておらず。ラーメン屋を経て、助手の人とは解散。お疲れさまでした。どうもありまーん。その後、某所にて会談。結論は先延ばしになったものの、問題の論点について、双方がきちんとポイントを押さえて対話できたのでよかったのではないかと傍目に思う。考えるべきは、むしろ媒介者たる自分自身のスタンスだったりする。また改めて話し合いにいこうと思う。帰宅。