慣れない同士でよく頑張ったね

■17日(月)。夕方までのんびり読書。夕方、友人Iのお誘いで、某所へ。いつものように温泉につかり、その後はその人の手料理で酒を飲む。気がつけば、とある企画の第1回実行委員会ということに。可能な限り協力しようと思う。去っていくその人に自分ができることはもはやそれくらいしか残されていないわけで。つい先ごろまで確かに存在したある種の「均衡」が、がらがらと急速に崩壊していくようだ。そろそろ潮時なのかもしれない、と思ったり思わなかったり。あのころいっしょに笑えたわたしたちは、それぞれ、いったいどこへ向かって流れていこうとしているのだろう。よくわからなくなる。
■18日(火)。早朝、山形に戻る。フォーラムにて、初めてのファーストショー。『日本沈没』。その後、大学図書館にて文献購読。夕方、派遣会社事務局へ。業務報告日。終了後、おとなしく帰宅。妹の中の人が翌日他所へ嫁ぐことになっているため、家族4人での「最後の晩餐」。ごくごく普通の夕食だったのだけど、この「ごくごく普通」がこれで最後なのだねとか思ったら、ここでもまた、ここ数年安定的に存在してきた「均衡」が崩れようとしているわけで、何だか取り残されたような感覚が。その後、録画しておいてもらった「あいのり」を視聴。これからは自分で留守録しなくちゃ。
■19日(水)。早起きしてお仕事。明日締切の助成金申請書作成。作業に飽きた頃、妹の中の人が出発するとのこと。間際に手紙を受け取る。「今までありがとう、お先に!」とか書いてあり、不覚にもうるりとする。こちらこそどーも。恐かったけど感謝しております。うるりとさせられっぱなしでは悔しいので、どらえもん電報を移住先に向けて打つ。その後、申請書を完成させ、居場所へ向かう。水曜なので言語化WS。H嬢持参のお題は「正直者はバカを見るか?」。ベタな教訓話になりかけたところでF氏のちゃぶ台返し。「正直であること」の良し悪しはルール次第、という鋭い指摘。ゲーム理論の「囚人のジレンマ」ではどうだったかな、とか思いながら議論を興味深く聞いていたのだが、出かける時間になり途中で抜ける。残念。Hさん、せっかく持参してくれた話題に最後まで付き合えなくてごめんなさいでした。その後、県庁へ。担当課に助成金申請書を提出。8月のプレゼンの結果、助成先を決定するとのこと。さてどうなるか。その後、家庭教師1件。終了後、予定が急遽キャンセルに。帰路、偶然遭遇した友人Fとお茶。「均衡」は、ここでも崩れつつあるようす。帰宅。