こうして日々は経つけれど

■19日(金)。朝、院ゼミのレジュメをむりやりまとめ、そのまま鶴岡へ。午後、公開講座「公益フォーラム:自治体はどうあるべきか」に参加。講師は、前半が北沢栄氏、後半が新藤宗幸氏。後者の凄まじい毒舌トークが非常におもしろかった。一言でいうと、自治体行政・政治における「主語の不在」批判。結局のところ予習は間に合わずだったのだけど、改めて読みたいと思えるような強烈な動機づけを得ることができたのでよかった。その後、酒田へ。W先生の社会学4年ゼミ。参加者は、学生さん4人と先生とわたし。報告テーマは、①よさこいソーラン、②つくられたブームとしての「電車男」。終了後、院ゼミ。今回のお題は「「社会運動の社会学研究史についてのまとめ」。準備が不完全だったせいもあってか、微妙に消化不良。相談の結果、今後は隔週でやることに。次までの宿題は、東京シューレにおける「フリースクール」の概念史。帰路、酒田のブクオフへ寄り道。鶴岡のそれと品揃えがそっくり。
20日(土)。午後、家庭教師1件。終了後、鶴岡へ。夕方より、M1の中の人たちで懇親会。参加者は10余名。居酒屋にて盛り上がる。気がついたら、若年(20代以下)と長老(30代以上)とに分離、自分はもちろん後者。しかもそこでなぜか「なぜあんたは結婚しないのか」と難詰され小一時間(以下略)される。おっかない。おっかないといえば、途中でなぜか「霊感がある/なし」みたいな話題になり、自称「霊感あり」の人たち数名が、その日漏れが単独で宿泊予定の院生宿舎にて何かを見たとか感じたとか二階の奥の部屋がやばいとか出るのは若い女性だとか言い出す。とある腐女子などは二次会会場への移動中に「今××が見えた」とか「肩がすごく重い」とかマジ泣き寸前で、改めて夜の街はこわいなあ、魑魅魍魎の百鬼夜行だなあ、とか思ったわけです。何も見えてないけど。とはいえ、やはりみなさんがまじめに恐怖している中でその恐怖はじわじわ伝染してくるもので、真夜中にひとり院生宿舎はちょっと怖かったです。誰もいないのに二回の奥の部屋の電気だけついてるし(誰かの消し忘れ)。恐怖をまぎらわすため某掲示板に「どうせ遭遇するならメガネっこ腐女子の幽霊(リクルートスーツ着用)がいいや」とか書いてみたが、ほんとにそんな萌え幽霊が騎乗位で出てきても困るので決して出てこないでください。お願いします。
■21日(日)。なぜか早起き。そのまま院生研究室にて文献購読。飽きたところで中学生講座の原稿書き。午後、山形へ。途中で、西バイパス沿いのブクオフに立ち寄る。散財。夕方、家庭教師1件。終了後の帰り道、今度は天童のブクオフへ。再び散財。帰宅して、明日の予備校講義の予習を。さらにこの後、中学生講座の原稿書きをと思ったのだが、強烈な眠気が。明日やることにする。