それでもこの小さな祈りを

20日(月):居場所スタッフ・ミーティング。連続講座講師の方と打ち合わせのため、相方の中の人と天童へ。その方の、経験に裏付けられたオリジナルな語彙の数々に萌える。他人の言葉に萌えるのなんて、本当に久しぶり。もしかしたら「回復」途上なのかも。打ち合わせ終了後、予備校へ。次年度の教科書選定のため。ちょうど高校入試の点数開示日だったらしく、卒業生らとも遭遇。教科書は結局決定できず、次週また行く羽目に。その後、芸工大のK先生のもとを訪問。入院の報告。もとはと言えば、K先生に誘っていただいた読書会――『社会問題の構築』を読んだ――が発端でいまの自分があるわけで。K先生は相変わらずお忙しそうだったが、漏れの与太話に真摯に付き合ってくださった。感謝。近い内にちゃんと「成果」を出して「恩返し」をしなくちゃ、と心に誓う。久しぶりに目にする芸工大からの夜景はさぞかし綺麗だろうなと、密かに帰路を楽しみにしていたのだが、外に出たら猛吹雪状態で激しくひいた。
■21日(火):聞き取りのため、仙台へ。晴れ渡った爽やかな空。休日なのに、人足はそんなでもなかった。駅前で合流し、喫茶店で聞き取りを実施。彼女とはもうかれこれ4年近くの付き合いになるのだが、こういう場面は初めてなのでちょいと照れくさい。頼んだ珈琲をいきなり飲み干してしまったのには脳内でこっそりウケた。終了後、またまたジュンク堂で散財。反復される月末の惨劇。帰路はテープを聞きながら。語られるべきことをきちんと語ってもらうことができていたのか、そしてそのための環境を自分はきちんと準備できていたのだろうか。正直言って、問題点がどこにあるのかさえまだよくわからない。がんがる。その後、発熱。クスリを服用し就寝。