瞬き はなうた 気の赴くまま
■予備校高等予備科2コマ。居場所スタッフ。家庭教師2件。前日の雪辱戦はとりあえず成功裏に終了。幾つになっても油断は禁物というありきたりな教訓。居場所では、再び書道の練習。NPO研修会で何ゆえに書道の腕前を披露しなくちゃならんのか。本人がいちばん釈然としていないわけだが、10年ぶりに手にした筆の感触や墨の香りがただただ懐かしくて、また再開しようかなあなんて思ったりもする。そもそも何で漏れは、筆を捨てようと思ったんだっけ?
日本のニート・世界のフリーター―欧米の経験に学ぶ (中公新書ラクレ)
- 作者: 白川一郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/11
- メディア: 新書
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マクロな議論をふまえて改めて思うのは、自分が関わっているようなミクロな実践というのが果たしてどこまで有意味なのかということ。結局のところ「経済政策」とか「労働政策」とか、国家や自治体の「政策」レヴェルでものごとの大枠が決まってしまうんだとすれば、自分らがやっていることなんて瑣末な自己満足に過ぎなくなってしまう。それならそれでまあ仕方ないんだけど、位置づけがわからん状態でやっていたくはないわけで。草の根の実践に、果たしていかなる「効用」があるのか。最近の自分が、社会学系統の言説のみならず、経済学系統の言説に惹かれる理由は、おそらくそうした関心に由来しているように思う。