そして 何かを育ててく

Let go

Let go

■午前、予備校(高等予備科)講義が2コマ。「格差への対処」問題は、何とかかんとか新機軸――ボールを2個投げる――を打ち出すことに。午後、所属している家庭教師派遣会社の事務局へ。指導報告。そこで衝撃的なことが発覚。詳細は省くが、結論的に言うと、一部の仕事につき実質賃金10%カットということになるらしい。いちおう穏やかに抗議はしてみるも、ふだん「分断統治」されている身ゆえ、どうにもならなそうな予感。その後、居場所で運営会議。「お前は敷居が高すぎる」といつものお説教を相方から。夕方から夜にかけて、家庭教師が3件。どろどろに疲弊して帰宅。その後、明日締切の居場所の会報原稿を作成。ハードな一日。
■観察日記。詳細はよくわからないが、視界の隅っこで、ほんの小さなものではあるけれどしかしこれまでにはありえなかったような動きが観察される。なんだろう。その徴候は、自分に都合よくもそうでなくも解釈可能なものなのだが、「両足を乗せてしまうと、失敗したときのダメージがでかい。だから片足だけでいいや」とかいうのが染み付いている漏れとしては、今回もまた無難に「最悪の結果」を想定してこつこつと防災対策にいそしむ日々なのであります。まあ、よいのです。再び何かが生成するまで、そのときまでゆっくり現在のこの奇跡のように穏やかな日常を享受しようと決めたのですから。本当にありがとうございました。