祈らずにいられない きみがきみでいることに

NIKKI(初回限定盤DVD付)

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■迷ったあげくの、初くるり。本日は、午前中に予備校(高等予備科)講義2コマ。午後、居場所にて、夕方からの助成事業企画会議の資料づくりをやろうと立ち寄ったところ、相方と遭遇。そのまま仕事もせずに臨時ミーティングへ。話題は、居場所の財政運営について。この「かけがえのない場所」を潰さないためにやるべきことは何であるか。わたしたちの活動の真価が問われるのは、きっとここからなんである。とか書いてみる。その後、山大図書館に本を返却しに行き、途中で立ち寄った書籍部でうっかり散財。再び居場所へ戻り、助成事業企画会議。
■その企画会議に関しては、前半で企画のグランドデザインを策定、後半では前回の続きの聞き取り作業を行う。わたしたちが意識的/無意識的に採用している支援技法の具体相を言語化し、記述することが最終目的。まずは、わたしたちの内の奥深くに沈潜しているあれこれの身体所作や語彙を言葉にして明るみに出すこと。とはいえ、この作業がなかなかに難しい。話題がすぐ拡散してしまう。まだまだ特定の論点に焦点を合わせるのは早すぎるということかもしれない。もっともっと多様な論点群を引きずり出して、そこから先の話なのかと。あせらずいこう。
■観察日記。ごくごく普通な感じ。このまま事態が推移するのだとしても、それはそれで悪くない、とも思う。そう考えると、自分が欲しがっていたものというのは、いったい何だったのだろう。よくわからんが、あれこれ妄想してみるのは、そこそこ楽しくある。そういうあれこれをも、あの人は「強がり」というのかしら。いいじゃんどうだって。そんなことよりむしろ、高等予備科クラスの成績格差問題が今は自分の中の最大の懸案事項。どの水準に合わせてボールを投げるか。それ以下/以上の水準の人たちを授業に統合するためにはどうすればよいか。迷う。