もがいても 溺れてくだけ

あたしの旅路

あたしの旅路

■ひとくぎり。投じた一石がどういう反応を引き起こし、最終的にいかなる結論をもたらすことになるのかは正直よくわからない――でもなんとなく、ある結末の「予感」がなくはない――けれど、結果如何にかかわらず、いろんなことを感じたり考えたりすることができたので、とりあえずはよかった。「なかったこと」にしてうやむやにしなかった自分、踏み出すことに躊躇しなかった自分を、今だけはこっそり肯定しよう。
■そして何より、内心はどうあれ、穏やかに笑いながら聴いてくれたその人に感謝。自分が「どろどろ」を言語化できたのは、その人が整えてくれた環境のおかげだったのだなと、今ははっきり思う。どうかあなたが、あなたのもっている「それ」に気づき、「何もない自分」という強迫に怯える日々から早く解放されますように。「等身大の自分」を許せる日が、あなたに訪れますように。遠い場所で、そっと祈ろう。
■今週はお仕事の都合ゆえに、社会学ゼミは自主休講。残念。とはいえ、土曜日には「西洋史ゼミ合宿」、日曜日には「日曜ゼミ」があるので、それでがまんする。蔵王や月山は道路に積雪ということらしいので、明日にでもタイヤを交換しなくては。コートも新調しなくては。そう思って空き時間に服屋へ。店員の口車に乗せられて、20,000円のコートを購入してしまった。新書なら何冊買えただろう。今年ももう、冬が来るのだな。