月曜日

友人のSさんとともに鶴岡市へ、公益文科大学の大学院を見学に行く。院生のAさんにすみずみまで案内していただくとともに、カリキュラムや研究生活のあれこれについて質問大会。院生の半分が社会人ということだけあって、講義のほとんどが平日夜間か週末に集中。平日は働きながら週末は研究生活という「週末研究」も(建前上は)可能ということらしい。しかも週末に利用可能な宿泊施設も完備とのこと(研究室夜明かし=椅子寝とかしなくてよい、ということを意味)。うーん魅力的。懸案の「公益学」なる研究領域に関しては、院生のAさんいわく、「公益」の内実そのものが定義の途上にあるわけだから、まあなんでもありですよ、とのこと。創設して間もない大学院の、これはメリットでもあるし、デメリットでもある。とりあえず、判断材料は大量に確保。つーかどう考えてもこれはプッシュ要因でしかないわけだが。
テンションがあがったので、ついでに友人と海へ。由良海岸を散歩。帰り道、偶然連絡が取れた友人の妹さんと、三人でお食事会。姉妹の会話が、そのテンポやらトーンやら語彙やら笑いのツボやらが、いろんな意味で似まくりで、横で聞いていて奇妙に面白かったということを申し述べておきたいと思います。「姉妹が似る」というのは、何だかあまり体験したことのない事例なわけで。噂にたがわずシニカルな毒舌家だったが、会社社長の小店舗切り捨て方針を罵倒したり、帰りに道案内してくれたり、メロンをお土産にくれたりしたので、いい人なんだと思いますた。
いろいろとインプットがあったので、庄内からの帰路はそのまま友人と「車内ミーティング」に。日曜ゼミ第三回目の感想、これまでの総括、ゼミ運営の方法論、言語化の方法論、合宿への期待、今後の展望、事務局体制の構築、事業展開イメージ、それにむけて今やれることは何か、入院とそれらとの連関について、などなど。NPO立ち上げのときのテンションをふと想起。もしかしたら、いろんな意味で(自分にとっての)機は熟しつつあるのかも。そんなことを話しながら山形市に帰還。フリースペースに寄ると、真夜中なのに相方がサービス残業中。友人と相方と3人で、そのまま話が盛り上がる。