『自虐の詩』

■観た映画。34本目。堤幸彦監督『自虐の詩』。気仙沼出身のある貧しい少女・幸江のライフヒストリー。単なるコメディかと思ってみたらそういうわけでもなく。『嫌われ松子』を想起。同居人のイサオがどういう経緯でバタラーになってしまったのかについての描写が抜け落ちていたことを除けば、たいへん良好。何より、ラストの「海原の月」が泣ける。