革命は起きない

■31日(土)。家庭教師1件。
■1日(日)。居場所合同研修会。ふくしま県民の森フォレストパークあだたらにて。参加者18名。「ぷらほ」からは、スタッフ、メンバー含めて4名が参加。初日の研修は17時まで。テーマは、自分たちが抱えている課題の洗い出し。三つのグループにわかれて、ワークショップ形式で。その後温泉を経て、コテージにて交流会。食事担当ボランティアの皆さん、どうもありがとうございました。
■2日(月)。居場所研修会2日目。この日の研修は、二人組をつくって相互インタビュー、互いの長所や特技を掘り出し、出てきたものを持ち寄って、前日洗い出しした課題の解決策をさぐっていこうというもの。相互インタビューのワークが非常に面白かった。ビーンズふくしまスタッフKさんの聞き取り。いずれきちんとした形でお願いしようと考えていたインタビューの予行演習のつもりで。終了後の帰路は、いつものごとくの車中ふりかえりの会。
■3日(火)。派遣会社の月例業務報告。家庭教師1件。
■4日(水)。『ぷらほ入門07』編集部の反省会。開始直前のやりとりでワークショップ形式ですすめることに。それぞれに生じたさまざまな思いや感情の言語化と共有の作業。反省点は多いが、とにかく「やってよかった」と思う。既知の人びととの間で、未知の関係性やコミュニケーションが開発できたということ。これはものすごい収穫であり、財産になる。終了後、家庭教師2件。帰宅して、届いていたあるものを見て愕然とする。今日あることが明日もあると思うな。頭ではわかっているつもりのことが実は全然わかっていなかったということを、ときどき自分は、昨日まであった大切な何かが今日気がついてみたらなくなっているということを経験することで、思い知る。というか、思い知らされる。入院した意味の少なくとも半分が失われてしまった。
■5日(木)。居場所スタッフ・ミーティング。07年度の予算案、事業案づくりのためのブレーンストーミング。開設5年目にして新機軸が打ち出せそう。名づけて、「おとなのぷらほ」と「てらこやぷらほ」。詳細はそのうちまた。加えて、自分にも人件費を出す方向に覚悟を決める。これでもう逃げられないということになるが、今はそれでいい。その後、家庭教師2件。
■6日(金)。派遣会社事務局で打ち合わせ。その後、居場所スタッフ。本日が今年度初の開設日。かつての恩師の来訪。終了後、ごくまれ女子に居残りしていただき、もろもろの打ち合わせ。その後、家庭教師1件。
■7日(土)。大学院ガイダンスのため、鶴岡へ。終了後、酒田キャンパスのW研究室にて個別指導。3月中旬からこの日までの研究進捗状況の報告。加えて、今年度の院生指導の持ちかたについて。
■8日(日)。06年度の決算書づくり。計算が合わず。半日以上の煩悶の末、商業系の高校を出たという母親の力を借りたら30分ほどであっさり解決。すごい。今までバカにしててごめんなさい。人には頼ってみるものだと思った。その後、家庭教師2件。
■9日(月)。予備校高等予備科2コマ。今年度の初回講義。生徒さんは18名。オリエンテーションと簡単な作業のみ。その後、居場所スタッフ・ミーティング。今年度事業案についてのあれこれ。終了後、大学院@鶴岡へ。7コマ目の講義「共創まちづくり研究(共生社会)」の初回講義を受講。担当は、ジェンダー研究のI先生。受講希望者は5名。うち4名は社会人院生で、教育・福祉の現場で具体的なテーマと格闘している人びと。前半は共通言語構築のためのジェンダー研究の基本文献を購読し、後半でそれぞれの現場の実践報告をもとに議論する、ということに。かなり面白い授業になりそうな予感。その後、大学院指定宿泊施設に宿泊。翌日の締切に向けて、助成金申請書の作成に取り掛かる。
■10日(火)。助成金申請書を完成させて投函した後、酒田キャンパスで健康診断という予定だったが、作業が長引いて結局健康診断の時間には間に合わず。まあ仕方ない。
■11日(水)。予備校高等予備科1コマ。居場所スタッフ。家庭教師2件。
■12日(木)。午前中、散髪へ。その後、居場所スタッフ。メンバー文集づくりのための第1回編集会議。即席ワークショップ。とある思惑のもと、書記その他を「あ。」の中の女子にお願いする。閉所後、簡単なふりかえり。その後、家庭教師1件。
■13日(金)。予備校高等予備科2コマ。終了後、川西町フレンドリープラザへ。司書の中の人と久しぶりの再会。最近のいくつかの成果品を手渡す。人知れずシャドウワークを続ける人がここにもひとり。誰かちゃんと気づいてやれよ。偶然の再会がもうひとつ。変わりゆくものと変わらないもの。夕方、福島市内の某居場所へ。その運営団体スタッフが行政から委託を受けた「まちづくり関連講座」企画のコーディネイト役を請われて、行政側担当者と居場所スタッフとの顔合わせ兼打ち合わせの場に加わる。終了後、居場所の人たちに準備していただいての打ち上げ。途中、まだ日が浅いというボランティアの人の投下した爆弾が炸裂し、場が炎上。いろんな意味で興味深いやりとりが見れた。SORA当時を思い出す。
■14日(土)。気がつくと、ソファでネクタイ・スーツ姿のまま目を覚ます。最悪。この日は、同団体が近所に開設している青年支援部門のフリースペースの活動を見せていただくことに。利用者の青年たちと花見の企画だそうな。午前中、そこの一室をお借りして、ボランティアのKさんに聞き取りをさせていただく。終了後、利用者の皆さんと合流。スタッフも合わせると合計8名。ある女の子が作ってきてくれた大量のお弁当を食べつくし、近所の河川敷まで散歩がてらもう満開だという桜を見に行く。その流れで、福島競馬場へ。競馬初体験。はじめて入った競馬場は想像よりもずっときれいで近代的で、駅の構内にいるみたいですた。家族連れやアベック多し。みなさんに教わりながら、馬券の買いかた、選びかた、新聞の読みかたなどをお勉強。試しに何レースか買ってみるものの、一度もあたらず。皆さんも珍しく結果は散々だったそうな。終了後、居場所に戻り、だらだらとお茶。閉所時間になり利用者の皆さんが帰った後、スタッフのRくんといくつか打ち合わせをして帰路につく。米沢で途中下車。ごくまれ女子と打ち合わせ。こちらの思いつきのネタにカウンターをあてていただき、妥協点をさぐる過程で面白い構想が浮上。詳細は次の編集会議にて。宿題をたっぷり手渡して別れる。