『夏時間の大人たち』

■観た映画。31本目。『夏時間の大人たち』。『下妻物語』とか『嫌われ松子の一生』とかの中島哲也監督の昔の作品。小学生目線がやばい。つい触発されて、当時のあれこれを思い出してしまう。ピロティに隠れ家を作って秘密結社ごっこをしてたこととか、プールの着替えを覗いた罰として全生徒の前で晒しあげられ謝罪させられたHくんのこととか、教室で飼っていた2匹のイモリに餌をやろうとビン一杯にミミズを詰めて持参したらすごい悪臭で先生に怒られたこととか、好きな女子を箒で殴ったら関係者一同先生に呼び出され放課後の屋上で「話し合い」のすえ「和解」させられたこととか、給食が食べれずに居残っている低学年の子の給食をこっそり捨ててあげていたこととか、こっくりさんを流行らせてクラスの人気者になり女子グループと休日にこっくりさんをしようと約束するがあいにくその日は雨で待ち合わせ場所には当然ながら誰もおらずしょんぼり帰宅したこととか、父親に描いてもらった夏休みの宿題の水彩画が市のコンクールで入賞してしまったこととか、かたつむりを屋上から投下したりこおろぎを水槽で溺死させたりいろんなやりかたで生き物を大量虐殺して先生に怒られたこととか(以下略)。結局、漏れはさかあがりも給食完食も単位計算もできないままだったなあ。それができるようになるための努力ではなく、時間切れとか話題をそらすための努力ばかりしていたような気がする。やりたくないこと、気に食わないことはやらない、という点ではあまり変わっていないのかもしれない。