「東京」の「発見」。

1泊2日の東京旅行から帰還。友人に案内してもらった西新宿の東京都庁がすごくおもしろかった。「修学旅行で初めて上京した田舎の中学生」状態ですよもう。高層ビルごしの青空。階層構造の都市空間。ひたすら何かに向かって歩いていく人々。公園の野宿者たち。地方に生きる自分のような存在とは、まるで隔たったリアリティ。他者としてのリアル。なんつーか、これまでの自分にとっては、「東京に行く」ということはつまり、地方じゃ売っていない商品(てゆーか文献)を買いに行くことだけを意味していたわけだが、今回はそういう「消費としての上京」とはまた違った楽しみに気付くことができて、非常に有意義なのであった。友人に感謝。